国債とは？

 

国債とは、国が発行している債権のこと。

債券とは、お金を借り入れる際に発行される有価証券です。

国が発行する債券は「日本国債」、

地方公共団体が発行する債券は「地方債」、

企業が発行する債券は「社債」と呼ばれています。

国は、社会保障の整備や各種インフラ整備などに税金を充てるのが一般的ですが、

財政支出が税収入で賄えなくなると、国債を発行して投資家から出資を募ります。

投資家が国債を購入することで、国にお金を貸すという仕組みになります。

「国債＝国の借金」という捉え方があるのは、このためです。

投資家が債権者、国家が債務者という関係性であると考えておくといいでしょう.

国債の種類

国債には、様々な種類のものがあります。

個人で購入しやすい商品としては、「個人向け国債」と「新窓販国債」があります。

・個人向け国債

金利タイプは「変動１０年」「固定５年」「固定３年」の３種類。

銀行・証券会社などの多くの金融機関で購入することができます。

ここでは、個人向け国債が選ばれる理由を６つ紹介します。

・国が発行しているので安心

・元本割れがない

・毎月発行

・１万円から購入できる

・年利０．０５％の金利保証

・中途換金も１万円からできる

・新窓販国債

金利タイプは「固定１０年」「固定５年」「固定２年」の３種類。

銀行・証券会社などの多くの金融機関で購入することができます。

・毎月発行

・５万円から購入できる

・ペーパーレス

個人向け国債は、金融商品としては、比較的安価で購入することができ、

元本割れのリスクが低いというのが大きな魅力です。

金利が低くても、まずは堅実な投資をお考えの初心者の方にとっては、

投資のしやすい金融商品といえます。